継続できない理由は報酬にもあり【継続がつらいときに考えるべきこと】

続けるのがつらい
これ続ける意味あるのかな
何か継続していることがあってもこんな気持ちになるときありませんか?
私はブログ、TwitterやっていますがPV数、フォロワー数も伸びていないです。
正直にいうと続けるのがつらい、やる意味あるかなと悩む時期もありました。
それでもこうしてブログを継続できています。
原点に帰って気持ちや考え方を見なおしてみました。
考え直してみたところ間違えていたのは報酬のあり方でした。
人は報酬がないと行動を続けられないです。
そこで継続していることに対しての報酬をどこにおくべきか考えてみました。
この記事は
✔報酬をどのように捉えるか
✔継続のために報酬にすべきこと
✔マインド一つで報酬を変えられる
について書いてあります

継続のために報酬におくべきこと

まず行動や継続していることに対しての報酬をなにすべきか始めに言ってしまうと
『やったこと』に報酬をおくべきです。

内なる動機づけが継続には役立つ

なぜ『やったこと』を報酬とするのか。

それは報酬といえるのでしょうか?

新習慣スタートを支える最後の手法は、よく知られていると同時に、危うさもともなう。そう、報酬である。だが本来、われわれは外的な報酬ではなく、内部から動機づけされるべきである。心理学者はこれを「内発的動機づけ」と呼び、一般にそれは外発的動機づけよりも強いとされる。何らかの報酬が習慣の条件になるのは、できれば避けたい。
 報酬は最初のうちは効果があったとしても、人はじきにそれに慣れてしまうから、効力も失われやすい。たとえば、食後すぐに台所を片づける習慣をつけているとしよう。その報酬として、いま読んでいる新しい小説を一時間楽しむことにする。問題は、その本に飽きたら、あるいは読む気がなくなったら、どうするのかである。たとえ別の楽しいことで代用したとしても、特定の行為と報酬を結びつけていることに代わりはない。それは結局、無意識ながら、習慣そのものを目的にはしていないことになる。

【良い習慣、悪い習慣―世界No.1の心理学ブロガーが明かすあなたの行動を変えるための方法】より引用

外発的動機づけ

➡他人からの報酬、評価、処罰など外部からの要因でおこるもの。
テストで良い点数をとる。仕事で評価され昇給するなどです。

内発的動機づけ

➡満足感、好奇心、探求心、向上心、関心などからくる内面的な要因で自発的におこるもの。
子どもがゲームをするように「楽しいから」「面白いから」と行動がおこること。

つまり継続には内部からの動機づけが強いですとのことです。
比べて、他からの報酬を期待していると行動の動機としては弱くなってしまいます。

報酬として期待するものを間違えないようにしよう

私が報酬として期待していたことは2つありました。
結果成長です。良いように思えます。
しかし、今思えば結果成長への期待がよくなかったです。

結果

とても大事だと思います。結果や目的を求めるから成長や行動ができると思っています。
ブログなら収益、Twitterならフォロワー数、ダイエットなら体重など。
ただ結果は外発的動機づけに近いです。報酬として結果を求めてしまうと、結果がでなかったときに途中で諦めてしまう、やめてしまう確率があがります。
結果をだすことは大切です。最終的なゴールを設定するのも大切です。
しかし報酬として期待するのは禁物です。

成長

成長もすごく大切なことです。成長を報酬にして継続を続けていくのことも有効です。成長していると感じるとモチベーションが上がります。
ここで気を付けたいのは成長をどう判断するかという点です。
ブログでいえばPV数が伸びていることを成長ととらえると結果ベースになっています。筋トレでもダンベルを何キロ持ち上げられるようになるかで追っていると結果ベースになりかねないです。
結果ベースは外発的な動機づけなのでできれば避けたいです。
結果ベース以外で成長を考えると…
ブログでいえば文章を書くことが早くなってきた。たくさんかけるようになってきた。
そのあたりに期待をおくことで内発的な動機づけに近くなるのではないでしょうか。
成長に関しては注意深く自分のやっていることを観察、記録し細かな成長に気づいてあげる必要があります。
ここまでで成長ベースは有効に思えます。
やはり大切なことです。が…
それでもどこかのタイミングで伸び悩み成長に気づきにくい段階に入ると思います。
そんなときに挫折しないように気をつける必要があります。
『成長できていない』『伸びていない』ときでもいかに継続できるかが何よりも大切です。

大切なのは『行動したこと』

長期間の継続、習慣化を目指すなら『行動したこと』『やったこと』に報酬をおくべきです。
行動している、何かをやった自分を褒めることです。
なので結果や成長などのようにムラがありません。そういった意味では動機としては1番安定しています。
私はこうしてブログを書いています。今現在の状況としては1日あたりPV数0〜3程度です。正直、泣いてます。最初は1PVでもあれば嬉しく思ってました。そこからの数字は伸びず絶望しています。
また、最初は書くだけで精一杯でしたが今はライティングを学びながらブログに生かそうと以前より考えながら書くことができています。自分の中では成長を感じています。ただし、これは私自身の課題ですが成長もかなり緩やか、もしくは停滞しているかもしれません。成長を報酬するという点では弱くなってきています。
ではなぜこの状況でも継続できているのか?
やはりブログを『書くこと』を報酬にしているからです。ブログを書いた』それだけで自分を褒めるようにしています。
頼りにしているのはつらい状況でも『行動した』という事実のみです。
『ブログを書いた』『ブログを書けた』これがなによりの報酬だと言うことを忘れないようにします。
考え方一つです。
ブログを例にしましたが、筋トレでも読書でも勉強でもなんでも『やったこと』に焦点をあててみてください。
結果に期待せず、やったことを褒める。とらえ方ひとつで継続力を高められます。

報酬をどこにおくべきか改めて考えよう

報酬があるからは人は行動を繰り返す
結果、成長には期待しない
継続においては『行動したこと』がなによりも報酬
考え方ひとつで変えられる
結果、成長はモチベーションをよりアップさせてくれる報酬です。
個人的にモチベーションを軸にしていると継続、習慣はどこかで崩れてしまう可能性があります。
結果や成長もムラがあり水物だからです。
そこに頼ってしまうとどうしても気持ちが乗のらなくなってしまいます。
軸としてかまえるべきはやはり行動している自分です。
報酬をどこにおくか。ここを間違えばなければなにごとも継続できるのではないでしょうか。
継続が苦手な人は合わせて読んでみて下さい。