やらなくちゃいけないこと、 やりたいと思っていることがあるのに中々手をつけられない
いつも期限ギリギリにならないと動けない
先延ばしにして、結果的にあとで後悔する。
最近はこの後回し癖も少しずつ対策をとれるようになってき ました。
結果的に日記や筋トレ、 読書など自分のためになることを継続できるようになってきました 。
今回は後回しにしてしまう理由とその対策についてブログを書きま した。
この記事の内容
✔️後回しにしてしまう理由について
✔️後回しはある意味仕方がないこと
✔️後回しの対策
人は目の前のことを過大評価しがち
やるべきことをやれない。目標と違う行動をとってしまう。
目先のこと評価するのは本能的なもの
わたしたちは感情がおこり行動をおこします。 その感情からおこる行動の傾向として、 目先のことを過大評価して行動をおこしてしまいます。 これは人間が生まれ持ったものでもあります。 大昔は生きるために目の前の獲物(食料)とらえてすぐに食べる。 そうでもしないと生きられない過酷な環境でした。 その人間の本能が残っています。
遠い将来なら待てるが近い将来なら待てない
心理学の用語でこれを「時間割引」や「双曲(そうきょく)割引」 と呼ばれています。
a.明日1万円もらえる
b.一年後に1万1000円もらえる
だったらどっちを選ぶでしょうか?
このときaを選ぶ人が多いと思います。
すぐ手に入る1万円に価値を感じ、 1年後の1万円1000円の価値を割り引いてしまいます。 これが「双曲割引」「時間割引」です。
次に
a.1年後に1万円もらえる
b.1年と1日後に1万1000円もらえる
だったらどっちを選ぶでしょうか?
この場合はbを選ぶ人が多くなります。
また厄介なことに罰則に対してもその重さも軽く見積もってしまい ます。
タバコで考えてみましょう。タバコを吸うと『今スッキリできる』 が魅力的にみえて、 長期的に見たときの身体への悪影響は軽く考えてしまいます。
夏休みの宿題ではどうでしょうか。夏休みの宿題よりゲーム、マンガ、 遊びが魅力的にみえて夏休み終了間ぎわのたまりにたまった宿題の悪 夢は軽視してしまいます。
対策は目先の魅力を利用するしかない
わたしはもなんでもかんでも後回しにしてしまうタイプです。『 期限ギリギリまで動けない』『追い込まれてから動きだす』なんてのは当たり前です。それでも最近はなるべく後回しにしないように努力しています。
後回しにしないテクニックとしてはこの目の前ある魅力的なことを 有効活用するやり方です。
✔『魅力的なこと』と『やらなくちゃいけないこと』をセットに行動する
✔魅力的なことをやりたいことのきっかけにする
わたしがよくやってしまうのは買った本の『読まずに放置』です。「時間がない」なんていいわけで原因はダラダラスマホやテレビです。
例えば…
✔好きなドラマを観たかったら、15分読書してからドラマを観る
➡ドラマ【魅力的なこと】と読書【やるべきこと】をセットにする
➡ドラマ【魅力的なこと】と読書【やるべきこと】をセットにする
➡スマホ【魅力的なこと】を読書【やるべきこと】のきっかけにする
といった感じで『魅力的なこと』 と『すべきこと、やりいたいこと』をセットにしたり行動の合図にします。
こうやって行動を繰り返していくうちに、『魅力的なこと』=『 すべきこと、やりたいこと』というつながりができます。 こうすることで習慣の形成にも役立ちます。
わたしが特に利用しているのはダラダラスマホです。
✔ダラダラスマホをしたらKindleで本を読む
後回しをしてしまうのは本能【ムリせず自分を受け入れよう】
後回しの理由は
✔目先のことを過大評価してしまう
✔将来の価値や罰則を低く見積もってしまう
✔本能的に人にそなわっている
対策は
✔目先の魅力的なことを利用する
✔魅力的なことをやりたいことのきっかけにする
✔『魅力的なこと』と『すべきこと』をセットに行動する
やらなくちゃと分かっていても先延ばししてしまう。 後回しにしてしまう。今ある目の前の誘惑に負けてしまう。これらは人間の性質と理解しましょう。後回ししてしまう自分を否定せず受け入れる。そしてこの人間の性質を逆に利用しましょう。
なによりも後回しにせずに先回りで行動できたときはなんともいえない充実感 があります。それを繰り返すことで自信を持つこともできます。
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