やりたい、チャレンジしたいと思っていることがあるのにダラダラ過ごしてなにもできない。
こんなことないでしょうか?
わたしはそのたび「そんな好きじゃない」「本気でやりたいと思っていない」
と自分を責め、自分の気持ちをないがしろにして片づけていました。
これは良くないことです。
楽(らく)な方に流されてしまう理由は自分のせいではないです。
人間の性質を理解しつつ仕組みを変えれば楽な方に流されることは少なくできます。
この記事の内容
✔人が楽な方に流される理由について
✔楽な方に流されないシンプルな対策
✔楽な方に流れることを受け入れよう
目次
「やりたいこと」「好きなことをやる」は楽(らく) するとは違う
当たり前のことですが…
やりたいこと、好きなこと=楽(らく)するではないです。
好きなこと、やりたいと思っていても中々行動に移せないことがあります。
それどころか、 やりたいとも特に思ってもいないことをやってしまうことがありま す。
勉強しなくちゃいけないのにテレビ観てしまう。
本を読みたいのにダラダラとスマホをいじってしまう。
たぶんどちらも後者が【楽(らく)】だからです。
テレビは頭も使わずにダラダラと見ていればいい。 ダラダラスマホも同様です。
ではなぜ、こんなことがおきてしまうのでしょうか?
楽な方に流されてしまうのは身を守るため?
人が楽な方に流されてしまう理由として…
✔コンフォートゾーンの存在
✔最小努力の法則
の2つの影響が大きいことが考えられます。
コンフォートゾーンの存在
人にはコンフォートゾーンというものが存在します。
「成長のためにコンフォートゾーンから抜け出せ」なんて言葉も目にしますが…
コンフォートゾーンはポジティブにとらえれば自分自身を守ってくれる環境です。
コンフォートゾーンに身をおくこと、逃げることはなんら不思議ではありません。
楽なほうの行動をとってしまう理由としてこのコンフォートゾーン の影響が大きいでしょう。
最小努力の法則
最小努力の法則とは…
複数の選択肢から選んで決めるとき、 必要なエネルギーが少ないほうを自然に選ぶというものです。
エネルギーは貴重です。 脳はエネルギーをできるだけ保存しようとします。
結果、効率の良い行動やラクな行動を選ぶことになります。
最小努力の法則は人間の性質です。物理の原理にも最小作用の原理というものが存在します。
この法則も好きなことよりも楽(らく) な方を選んでしまう理由といえるでしょう。
本能を受け入れつつ楽な方に逃げないように仕組みを作る
わたしは本を読むのが好きです。
しかし本を読もうと思っていてもスマホをダラダラといじってしまう。 なんてことは日常茶飯事です。
まさに楽(らく) なほうの選択肢を選んでしまっていることがあります。
そんなことがあると「好きより楽が勝ってしまうんだ」「 本当はそんなに好きじゃないのかな?」 と落ち込むこともありました。
しかし「これは人間の性質だ」「仕方ないことだ」 と割り切って考えています。
自身の行動を受け入れつつ、その代わりに…
好きなことも楽にやれるように工夫するようにしています。
逆に楽なことは難しくするようにしています。
読書したいけどスマホをみてしまうなら…
【楽なことを難しくする】
スマホを近くに置かない。
電源を切っておく。
【やりたいことを楽にする】
いつでも読めるように本は出しっぱなしにする。開いておく。
電子書籍端末をつねに持ち歩く。
内容については
本を読むことは頭を使う。 スマホで動画を見ることは楽にできる。
に変化はありません。
内容自体の難易度は変えることができなくても行動の前の難易度は 自分で調整できます。
⇓そのほか行動をおこしやすくするヒント⇓
「好きなこと」「やってみたいこと」をやる方が充実する
楽な方に流されてしまう理由と対策として
✔人は本能的にラクなほうに流れやすいと知る
⇒コンフォートゾーンの存在
⇒最小努力の法則
✔やりたいことをラクにできるようにする
✔やりたくないことをラクじゃなくさせる
でも身を守るための本能なら楽な方に身を任せればいいんじゃないか?
無理しなくていいんじゃないか?
こんな疑問がアタマに浮かびました。
この答えは充実と後悔です。
わたしの場合、スマホをダラダラみて過ごす時間のあとは後悔をし てしまいます。
でも読書は後悔しません。
頭を使って読んで、 やや疲れることもありますが1日は充実します。
楽なことより…
「少し難しいこと」「やりたい」「チャレンジしよう」と思っていることをやるほうが圧倒的に充実します。
時間を使ったあと後悔すること、しないことは人それぞれです。
楽なことだけど後悔することがある。
充実した日々を送るため、人間の性質を理解し受け入れ、少し無理しながら今 後も過ごしていこうと思います。