日記を書き始めて約2年が経ちます。
日記をはじめた目的は、忘れっぽい自分のための備忘録です。
日々の出来事をメモ程度もいいから記録することから始めました。習慣にもできて今後も続けていけそうです。
やや地味な印象がある日記ですが、長期間継続しているからこそできることがあります。
それは読み返すことによる【過去への振
1、2年前の日記を読み返すことで様々な効果を実感
今回、
この記事のおおまかな内容
✔日記を読み返して得られる効果について
✔日記の内容はポジティブなものにして、将来読み返そう
日記を読み返すことで得られる効果
日記で読み返すことで得られる効果として4つ実感しています。
✔過去の記憶にひたることでリフレッシュできる
✔過去と現在の自分を比べられモチベーションアップ
✔セルフエフィカシー(自己効力感)のアップ
✔過去の反省点を学べる
1つ1つ解説していきます。
過去の記憶にひたりリフレッシュ
過去の記憶にひたることでリフレッシュ効果を得られます。
日記の読み返しは一種のマインドフルネス的な要素に近いです。マインドフルネスはリフレッシュ効果が期待されていますよね。また6分間読書するだけでも、ストレスが60~70%軽減されるといわれています。読書による「現実のことを忘れて没頭」と、小説などでは「登場人物に対しての共感作用」がストレス軽減に効果的です。日記を読み返すことも読書で得られる効果に近いものがあります。過去の記憶にひたることで「現実のことを忘れて没頭」、「過去の自分に対しての共感作用」の状態をつくることができます。
もう一つ認知症の予防やアプローチに回想法というものがあります。
回想法と
✔精神的な安定を得られる
✔脳の活性化が図れる
✔他者とコミュニケーションをとることで安心感、満足感を得る
参考サイト:https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/ninchishou/kaisou.html
日記の読み返しも回想法に近いことをやっています。回想法は過去の思い出をもとに他者とのコミュニーションをとる方法です。私も日記を振り返りながら家族に「ちょうど一年前は千葉に旅行に行ってたよ」と話しかけて思い出話をすることがあります。それぞれ違ったことが印象に残っていたり、苦い思い出は笑い話にもなり不思議なものです。家族とコミュニケーションをとる大切な時間でもあり、嫌なコトも忘れられてかなりリフレッシュできていることを実感しています。
過去と現在の自分を比べられるモチベーションアップ
日記を読み返すと目標のために日々やっていたことや、チャレンジしていたことを
過去の自分より1mmでも成長する。過去の自分に負けれられない。過去の行動している自分に励まされる。そういった想いや日々の目
セルフエフィカシー(自己効力感)の向上アップ
セルフエフィカシー(自己効力感)とは「必要な行動をとって、結果をだせる」と考えられる力を言います。つまり簡単に言えば「自分にはできる」と思う力です。継続は力なり。日記を毎日書くことは力です。1年、2年、3年…と続け過去の日記が積み上げられていくこ
またその時々の成功体験や達成したことを書いておきましょう。読み返すことでセルフエフィカシーを向上させることができます。
過去の反省点を学べる
過去の反省点を学べることも良い点です。反省となると背景に失敗や後悔があります。ネガティブなことのように思えますが、反省点は決してネガティブなことではありません。反省とは良くなかったことに対して、行動の改めや良くなるように心がけることです。改善点まで考えればポジティブな内容に反転させることができます。日々の生活での反省点を書きとめておき振り返ることで前もって注意できたり、改めて気づきにつなげることができます。
日記の振り返り効果を得るには書く内容をポジティブに
日記を読み返したときに良い効果を得るために、心がるべきことは内容をポジティブにすることです。
例えば私が心がけていることは…
✔楽しい思い出(家族とのできごと、子どもの成長記録、印象に残ったことetc…)
✔新しくチャレンジしたこと
✔目標に向かって日々行動、習慣としてやっていること
✔成功体験、達成したこと
✔反省と改善点・解決策
✔本を学んだこと、気づいたこと
とにかく前向きな内容にしましょう。ささいなことでもポジティブにとらえて書くことが大切です。
私は毎日筋トレをやっていますが、毎日日記に記録しています。ブログもゆっくりですが継続しておりブログを執筆したこと、記事を投稿するごとに日記にも記録し一歩一歩進んでいることを残しています。
注意しているのは反省点についてです。書くときに「失敗したこと」「後悔したこと」を軸にしないようにしましょう。失敗したことに焦点をあてるよりも、改善点・解決策を軸に書くようにしています。振り返りのときにはポジティブな内容になっていること間違いなしです。
ある日の日記の内容で例えますが、「子どもがYouTubeをやめない、お風呂に入らない、わがままばかりで感情的になり叱ってしまった」で終わらないようにしましょう。
「気持ちがたかぶっても余裕をもって対応しよう」
「イライラしたときは少し間をあけて落ち着ける大人になろう」
「子どもともっと話をして、原因を探るようにしよう」
などを書くようにしています。どうでしょうか。解決策・改善点を考えるだけで前向きになる感覚があるはずです。
日記は読み返すからこそ楽しく、続けるべき価値がある
日記の効果についてまとめますと…
✔過去の記憶を思い出してリフレッシュ
✔過去と現在の自分を比べモチベーションアップ
✔セルフエフィカシー(自己効力感)のアップ
✔過去の反省点を学べる
⇓日記の読み返しの効果を得るために⇓
✔日記に書く内容はポジティブに
私たちが大切に過ごすべきは『今』です。それは間違いないと思っています。
しかしながら、『今』
過去に積み重ねられた行動で成長した今の自分がいます。過去となる今が必ず存在しています。
【人生の短さについて】という哲学書があります。
過去というわれわれの時間の部分は、神聖で特別なものだ。
それは、人間世界のあらゆる偶然性を超越し、 運命の支配がおよばない。欠乏にも、恐怖にも、 病気の襲撃にもさらされない。かき乱されることも、 奪い去られることもありえない。過去は、なんの心配もなく、永遠に所有することができるのである。 出典元:人生の短さについて セネカ 光文社古典新訳文庫
そんな『過去』を大切し『今』の自分と向きあい日々を過ごす。
そのためにも日記は役立つこと間違いなしです。
長く続ければ続けるほど日記は価値のあるものになり、この世で唯一無二のものです。
日記を続けているヒトは今後も一生レベルで書いていきましょう。
日記に興味があり始めたいヒトも、途中でやめてしまっているヒトも日記を書きましょう。スタートです。
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