子どもに「やめる」力をつける方法【やめさせるではなく自らやめる】

~【やめる力】を付ければ人間性も身に付けることができる!?~

子どもが色々なことに興味がでてきてイタズラが酷くやめてくれない。遊んで欲しくないところで遊んでしまい言うことを聞いてくれない。もう少し大きくなればゲーム・テレビ・YouTubeなどに夢中になって子どもがやるべきことをやってくれない。

子ども年齢が小さいときはまだしも大きくなり始めるとよけいに心配になってきます。

そして、できることなら強制してやめさせるよりも自分でやめて欲しいですよね?

そこで【やめる力】の身に付け方を紹介したいと思います。

やめる力をつけるために前頭葉を鍛えよう

【やめる力】の正体は前頭葉です。

前頭葉は社会脳とも呼ばれており自分をコントロールするときに働く部位です。

【やめる力】をつけるには、この前頭葉を鍛えていく必要があります。

前頭葉=【やめる力】を育てる方法

前頭葉を使っていけば自分をコントロールする力をつけていくことができます。

前頭葉が働くような遊びをどんどんおこなっていきましょう。

いないいないばぁ(乳幼児期

これはカンタンですね。毎日続けてあげましょう。

おもちゃを布かなにかで隠して探せるのもいいでしょう。

実際そこにあったものを記憶させ探させるのがポイントです。

一時的な記憶を鍛えていく練習です。

音楽に触れさせる

楽器を演奏させたり、音楽を聞かせてリズムにのらせたりします。

これは楽しくできていいですよね。

運動

運動と言ってもたいそれた運動でなく散歩などでいいでしょう。

できれば日の光を浴びながら行えるといいでしょう。

止まるの練習や我慢させる

これができないから困っているのにという感じですが…

実際にやめさせることが大事のようです。本当に簡単なことからでいいと思います。

その場でストップや触らないなど声をかけ少し我慢してもらう。

やめさせる目的

上記の紹介した方法ですが、これで何をしているかというと【社会脳】を鍛えています。

冒頭でも触れましたが前頭葉のことです。

この前頭葉は社会脳と呼ばれることもあります。

例えば…記憶、注意力、感情のコントロール、自制心、思考力などの関わっていると言われているようです。

確かにどれも必要な能力ですよね。

なんとなく大事な部位というのがわかってもらえればいいかなと思います。

まとめ

前頭葉を鍛える

身近な方法としては

・いないいないばぁ
・音楽に触れさせる
・運動
・止まる練習や我慢させる

です。

なにか一つでもいいので子どもにやってあげたり、一緒にやってみて下さい。

遊ぶにしてもこのあたりを意識するだけで子育てに対する見え方が違ってくるかもしれません。

私の子どもは男の子(H30年生まれ)です。月齢、年をかさねるごとにやんちゃになってます。

子育てはうまくいかないことばかりです。

ただめげずに根気よく上記のこと意識して続けています。

TVも近くで観てしまうことがありますが一言声をかければ離れた場所に移動します。

片付けも少しずつできるようになってきています。

ささいなことですができないことができるようになってくると本当に嬉しいです。

もちろん、まだまだワガママも多く困ることばかりです。それでも寛大な気持ちをもって根気よく接していければと思っています。

補足ですが前頭葉の発達は1歳6か月頃から発達が活発になるようです。

また人の脳は3歳ころまで9割が完成するという説もあります。

その時期を過ぎても25歳頃までは緩やかに発達しているようです。

これから幼児を育てる方も少し大きくなられたお子さんの子育て中の方も少し社会脳を意識して関わってみてください。

ちなみに個人的には脳の成長には限界はないと思っています。

大人もいつもと違うことを行い自制心を高めていくことで前頭葉を鍛えられると思っています。

現に老化による記憶力の低下は思い込み面が強いという説もあります。

なので子どもを育てるとういより一緒に親も育つ!を目標に日々の生活を送りたいと思います。

 

最後になりますが…

今回【やめる力】をテーマにしましたが、やめさせると違う意味で考えています。

【やめさせる】だと少し強制的なように感じます。親が主体ではなく子ども自ら【やめる】。これができれば素敵ですよね。やはり主体性が大事だと思っています。

 

このブログを読んで頂いた方に何か一つでも行動に移して頂ければ幸いですしましたが、