ちきりんさんの「ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法」を読みました。
ちきりんさんの考えていることに触れるとモノゴトに対する視点がガラッと変わったります。そのたびに自分の考える力や視点の少なさを痛感…
著書を読んで感じたこと、考えなおす必要がある点などブログに書いていきます。
ゆるく考えようを読んで印象に残っていること
退屈な時間を楽しもう
引用:ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 著ちきりん
休みの日に「なにかしなくては…」と焦ったり、予定がないことが怖いのは現代病の一つ。また「休みの日は外出する」「人と会う」などのアクティブな活動をすることに価値があると思い込んでいないでしょうか。
私は予定がないことに恐怖心や焦りは感じません。しかし、アクティブに活動する方が充実していると考えていました。
朝ジムに行って、昼は友人とランチ、夕方に映画を観て、夜はレストランでディナー
朝ゆっくり起きて、録画していたTVを観る。昼は近所の牛丼でも食べて、また家でマンガでも読んでダラダラする
前者の方が一般的には「充実」といった感じですが…
この「充実」こそがすべてでしょうか?
固定観念にとらわれていないかしっかりと考える必要があります。
ゆるく考えようを読んで考えなおそうと思ったこと
ゆるく考えようを読んで特に考えなおさなくてはと感じたことが2点あります。
・惰性でやっていることを「やりたいこと」をやる時間にシフト
・インプットを最小化(制限)し、アウトプットの量を増やす
惰性でやっていることを「やりたいこと」をやる時間にシフト
仕事。子育て。家事。ただでさえ時間に制限ある状況で本当に自分の時間を過ごせているでしょうか。また自分の時間を過ごせる時間はどれくらいあるのでしょうか?
ここはしっかり考えていかなければいけないと感じました。まずは時間があるからと惰性でやってしまっていることを挙げてみましょう。
・ダラダラとニュースアプリ
・ネットサーフィン
・惰性でみているドラマ・小説・ビジネス書
以上のことをやめるだけでも1日30~1時間は時間を作れそうです。
この時間を本当にやりたいこと、チャレンジしたいことに使っていけるようにしていきたいと思います。
インプットを最小化(制限)しアウトプットの量を増やす
たいしてインプット、アウトプットを意識して生活しているわけではないですが…今まではアウトプットが大切だというのはわかっていましたが、インプットの量については考えていませんでした。というのもアウトプットができていれば、インプットの量はあればあるだけ良いんじゃないの?くらいに考えていました。
大間違いです。
著書ではブラジル農業に土地生産性という概念を持ち込んだ日本人移民の話しを例に説明されています。
収穫を10倍増やすのに…同じ面積の畑で収穫量を10倍にするのと、面積を10倍に増やして収穫量を10倍にする。では効率が断然に違います。
私はまさに面積を10倍に増やせばいいと単純にとらえていました。
インプットは多ければ多い方がよいという考えから、インプットは最小化に。インプットは制限するくらいでやっていく必要があります。
これが生産性の向上です。もちろんアウトプットが前提の話しですが…苦手なことなので意識的にトレーニングを積んでいかなければと思っています。
ラクに生きるためにのヒントになる
「ゆるく考えよう」にはラクに生きるためのヒントが盛りだくさんです。第1章を読むだけでも気持ちがラクになりますよ。また自分がちいさい規模でモノゴトを捉えているとも感じます。
ブログに書いた「考えなおそうと思ったこと」からするとゆるく考えられないように思えますが…人生をラクにするためにも必要なことですよね。個人的には現段階では「ゆるく考えられるようしていこう」です。
肩の力を抜いて、本当に大切なことを見失わず、やることはやって、ラクにいきたいと思います。