【三日坊主にさようなら】小さな習慣【感想】

続けたいと思っているのに続かない。
良い習慣とわかっているのに継続できない。
こんなことありませんか?
今や筋トレやランニング、ストレッチ、瞑想、日記など科学的な研究でも良い効果があきらかにされてるライフハックはたくさん存在しています。人生の質をアップさせる方法はあふれています。
しかし、そうとわかっていても続けられない。
そんな三日坊主で悩んでいる方にはこの【小さな習慣】は超オススメです!

書籍情報

タイトル:小さな習慣
著者:スティーヴン・ガイズ /田口未和 訳
発行:ダイヤモンド社
発行年月:2017年04月
頁数:224P

小さな習慣とは

今すぐ自分の鼻を触ってみてください。冗談ではなく本当に。』
『この本を毎日最低2ページずつ読み続けてください』
『まず小さな習慣を始めてみましょう』
本章のスタートはここから始まります。
私は本を読みながら実際に鼻を触りました。なぜ鼻を触ったのか?
小さな習慣のヒントがここに詰まっています。
筆者は小さな習慣を
小さな習慣の基本は、こんなに簡単でいいの?と思うくらいの課題を自分に与え、それをほんのわずかな意志の力を使って実行するというもの
小さな習慣は、ばかばかしいほど小さなステップから成り立つ
と説明しています。
筆者が行っていた小さな習慣の例で言えば腕立て伏せ1回チャレンジです。
この『腕立て伏せ1回』は捉え方によって効果は絶大です。
自分で決めた目標を毎日上回れなくても、その行動は(小さな)習慣に育ちます。そうなれば、〝おまけ〟を加えるのも楽になり、やがて小さな習慣から大きな習慣へと成長するでしょう
実際に筆者はこの腕立て伏せ1回から1日30分運動する習慣に成長させることができたようです。

他にもこの本は科学的なデータを用いていかに小さな習慣が有効かを説明しています。
第2章 脳を味方にする効果的な方法
第3章 モチベーションとわずかな意志の力
第4章 小さな習慣を成功させるための心構え
でも研究データなどをもとに小さな習慣との関係がわかりやすく書かれています。
例えば行動のスタートには意志の力が必要になります。
意志の力は体力と同じように使えば消耗するようです。
これを心理学の用語で自我消耗と呼んでいます。
自我消耗の原因の上位5つは、努力、困難の自覚、否定的な感情、主観的な疲れ、血糖値
これらに対しても小さな習慣は有効に行っていけると述べています。

小さな習慣の体験談

私自身も小さな習慣にチャレンジしています。
私の場合はブログです。
1日のブログの課題は1日一文です。
まさにばかばかしいと思われる程のノルマです。
それでも一文書き始めると一文では終わりません。
やはり【おまけ】がついてくることが多いです。
実際に書き始めると400文字程度は書けることが多く、原稿用紙1枚分の作業をこなすことができることがあります。
そうこうしているうちにブログも20記事達成することができています。
ペースも遅くたかが20記事ですが、書くことを習慣にすればもっと大きな習慣に成長させられるのではないかと感じています。

良い習慣を続けるため小さく始めよう

継続は苦手だけど続けていきたいことがある人は小さく始めてみましょう。
本書で言われているばかばかしいほど小さなノルマで構わない思います。
小さな習慣】をみれば小さい習慣を失敗させないルールなども解説してくれています。
人は習慣の生き物です。1日の40〜50%は習慣でできていると言われているほどです。
その習慣を良い習慣で埋めることができたらどうでしょうか?
間違いなく人生のクオリティの向上や自分の成長が待っているはずです。
みなさまも習慣について学んでみて理想の自分を作っていきましょう。